Windowsでインターネットエクスプローラとかエディタなどのフォントを変更する
VirtualBoxでCentOSのターミナルをいじるようになってから、 Windowsのフォントが気になり始めました。
では、ということで、フォント変更をしようと探してみました。
「メイリオ」とか「Meiryo UI」がよさ気でしたが、 次のページ
を見ると、英字フォントは「Inconsolata」にしたいなーと思いました。
ところが、Inconsolataは半角文字しか持っていないので、 日本語を表示する場合はフォントリンクを行わなければならないようです。
いろいろ試してみて、次のような感じで落ち着いたので、 メモしておきます。
使用するフォント
主に指定するフォントは次のとおり。
- 「メイリオ」または「Meiryo UI」
- (Windows 7では標準で入っているようでした)
- 「Inconsolata」
- Google Fonts で「Inconsolata」を検索
- 画面右上の「↓」アイコンから、ZIPをダウンロード
- ZIP展開後、
.ttf
ファイルを右クリック→インストール
- 「MigMix」
- M+ と IPA の合成フォントから、「MigMix 1M」をダウンロード
- 今回は
migmix-1m-20130617.zip
をダウンロードしました。
- 今回は
- Inconsolataと同様、展開後、
.ttf
ファイルをインストール
- M+ と IPA の合成フォントから、「MigMix 1M」をダウンロード
Inconsolataは半角英数字と半角記号しかないので、日本語が表示できません。
そこで、Inconsolataで日本語を表示するときは、フォントリンクして、MigMix 1Mを 表示させます。
- レジストリエディタ(regedit)で、次の階層をたどる
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink
- 画面右側で、右クリック→「新規」→「複数行文字列値」
- 「新しい値 #1」を「Inconsolata」に変更
- 上記で作成したキーを開き、「値のデータ」に
migmix-1m-regular.ttf,Migu 1M,130,91
を指定130,91
の値は適当です。。- ここの値の詳細については、よくわかりませんでした。
ここまでやったら、PCを再起動します。
各アプリケーションごとのフォント指定
Windowsのメニュー表示など
- デスクトップ右クリック→個人設定→ウィンドウの色→デザインの詳細設定
- 次のものを、「メイリオ」または「Meiryo UI」に設定する
- 非アクティブタイトルバー
- アクティブタイトルバー
- 選択項目
- メッセージボックス
インターネットエクスプローラ、メーラ
Google Chrome、Firefox、Thunderbirdは、次のような設定にしました。
- 標準フォント
- 「メイリオ」または「Meiryo UI」
- Serifフォント
- 「MS P明朝」(変更なし)
- Sans Serifフォント
- 「メイリオ」または「Meiryo UI」
- 固定幅フォント
- 「Inconsolata」
Sakuraエディタ
- 設定→フォント設定
- 「Inconsolata」を指定
コマンドプロンプト
ここまで設定した上でコマンドプロンプトを見ると、 とても読めた文字ではないことに気づきました。。
ここもInonsolataにしたいと思ったのですが、どうもフォント指定できなかったので、 とりあえずMigMix 1Mを指定しておくことにしました。
- レジストリエディタ(regedit)で、次の階層をたどる
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont
- 画面右側で、右クリック→「新規」→「文字列値」
- 「新しい値 #1」を「
932.
」に変更 - 上記で作成したキーを開き、「値のデータ」に
MigMix 1M
を指定 - 再起動する
- 「新しい値 #1」を「
- 再起動後、コマンドプロンプトのタイトルバーを右クリック→既定値
- 「フォント」タブのフォントで、「MigMix 1M」を選択→「OK」ボタン
フォントサイズは好みですが、20ポイントくらいあったほうが良さそうです。
一応これで、MSゴシックよりは読みやすくなりました。
変更前(MSゴシック、16ポイント)
変更後(MigMix 1M、20ポイント)